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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

心屋仁之助さんの逆説は奥が深い『「好きなこと」だけして生きていく』より

頑張っている人の心理として、
「頑張らなければ私には価値がない」といった考えがあるとのこと。

つまり頑張らなくても自分には価値があると思えば「頑張らなくても私には既に価値がある」ということになる。

恋愛に似たものを感じる。
自分に自信がないとモテない。
「あなたがいないと私には生きる価値がない」と言っているようなものだからだ。

そんな人が「あなたを愛している」といえば、
「あなたにゴミを与えたい」と言っているようなもの。

自信に根拠がいるかどうか。
それは、価値とは、何をもって価値があると見なされるかという問いに繋がると僕は考える。