いきなり楽しい小説はめったにない。
それは、いきなり楽しいRPGがないのと似てる。
まずは、世界観や主人公、登場人物などの設定を想像する作業から始まる。
レベル上げはないけれども、地道にページをめくる作業はまさにそれともいえる。
だいたい50ページくらいになると設定とか話の筋・軸が掴めてきてストーリーがどんどん展開されていく。その過程が楽しくなってくる。
100ページくらいになるといよいよレベル25。RPGでいったら、中盤。
RPGも中盤くらいが面白いと思う。特にドラクエ6とかね。
ジャミラスを倒して、どんどん強い技をおぼえていくその過程。
楽しいです。
それを小説でも味わえるのが小説の醍醐味。
だいたい150ページにたどり着く頃には、没頭していることでしょう。
そこで僕は敢えて”セーブ”し、他の本を読み始めます。
他の本でもレベルを上げて、25くらいになったらまたセーブする。
そうやって、RPGを平行して進めていくのも小説のひとつの楽しみ方。
やっぱり人間集中力がありますからね。
120分本を読んだら疲れる疲れる。
そういう時は場所を変えたり音楽を聴いたりする。
本っていいですよね。