読んだ本
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日記
ようやく『ポール・ヴァレリー』が手に入った。
注文しても「入荷できなかった」という事が2回もあった。
3回目に注文した際は、すぐに発送できると書いてあったのでまさかとは思ったが本当であった。
結局のところ、これも執行草舟氏の影響ではあるが、ヴァレリーの作品は難解なイメージが払拭できないので、ひとまず自伝を読んで執筆の背景、ヴァレリーの人間性くらいは最低でも勉強したいと思うようになった次第である。
イーヴリン・ウォーは個人的に気になる作家だったので、『消去』を読み終えたあとに手に取った。
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早熟な作家を除けば(ポーやラディゲなど)、偉大な作家たちも概ね、平和でありきたりな少年時代、青春時代を送っているように感じた。
ヴァレリーもバカロレアの資格を得たものの、数学は得意ではなく、学術全般的には非常に卓越している人物であったわけでもない。
いわゆる「ギフテッド」のような特徴もない。
今日はカフェがどこも混んでいてあまり読めなかった。『回想のブライズヘッド』も『ポール・ヴァレリー』もまだ50ページほどしか読めていないが、隙間時間をなんとか使ってヘトヘトだ。
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自分はある程度運命論(=決定論)というものを信じているので、亀山郁夫氏が書いていたように、自分の運命を受け入れることで何かが始まるのもしれない。
つづく
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