読んだ本
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メモ
修正主義・・・ソ連を非難する中国派の用語
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日記
読書の効果を社会学の観点から分析する本が今年の春に出ていた。
シェア本棚でいろいろな人と話ながら読書の意義について日々考える自分としては読んでみたい一冊であった。
まずは一章を読了。
習近平氏が「良い本を読んで高尚な精神を保つべきだ」と発言していたことが書かれていた。
政治家にせよ経営者にせよ、読書家が多いのは今となっては当たり前となっている。
だが具体的に「どのように」効果があるのかを実証的に示した本がほとんどない。
本書は読書に関する重要な知見を与えてくれるものだと期待している。
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アルチュセールは、哲学者のなかでは代表的なマルクス主義者の位置付けである。
抽象的な議論しかしない哲学に苛立ちを感じていた実践派である。
100ページほど読んだ。
マルクスだけではなく、ラカンやフーコーとも交流があり、また、スピノザに影響されていたことが書かれていた。
スピノザはとにかく分かりにくいので、個人的に本書の全体像はややぼやけている。
池田晶子氏いわく、マルクスはヘーゲルを見事に誤読しているとのことで、アルチュセールにもなんらかの倒錯が見られると思われる。
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小林秀雄の本に対する態度は一生を通じて一貫していなかったことが分かった。
哲学者の自伝においてその思想が前期、後期と区分けされるのと同じように、小林秀雄も最初から批評ばかりをしていたわけではなかった。
まだまだ小林秀雄の人物像について理解不足ではあるが、批評というものは作品から作者自身が気づいていない価値、才能等を見つけ出す営みであるということが分かった。
真理や相対主義について今日も考えることがあった。
レーニンとの交流もあった、読書社会学を初めて研究したとされる目録学者ルバチンは「読書とは他の人に助けられながら自分の思想を確立することである」と言ったそうである。
真理に気を取られるよりも、まずは自分が何を追求したいのか、何を成したいのか、何を明らかにしたいのかを明確化すべきではないかと感じた。
つづく