三木清『読書と人生』のつづきを読む。
三木清は読書法について語る。
濫読 (らんどく) は読書の入口として重要である、と述べる。
しかし、濫読にハマり専門性を持たない人はディレッタンティズムだ、と語る。
多読は読書家の条件ではあるが、多読は濫読でもある。
つまりは、一貫性が大事との主旨であった。
また、三木清は図書館についても語る。
図書館は調べものをする場所であり、本は所有するべきだという主張であった。
個人的にも本を買うこと、所有することはいろんな意味で大事だと考えている。
例えば、立花隆は一回の買い物で2、3万円分の本を買うと書いていた。
お金を気にせず気になったら躊躇せず本を買う。
個人的にも同じことをしているので共感できる。
いろいろと勉強になった。
つづく