僕は家に1000冊ほど本を抱えつつも、タブレットにも500冊弱データとして入れている。
時代はメリットを与えてくれる反面、負債も追わせてくるように見える。
電子書籍に関してはこの1年間、いろいろなことを考えてきた。
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まず率直に、電子書籍は、「読書をしよう」という気持ちを半減させる気がしている。
物理的に、まず手に取ってみることができない。
重みもない。
分厚い本を大量に持ち歩けるメリットがある反面、質量が0で、物理的に重みがなければ、それにともない、なんとなく言葉の重みも少なくなるような気もする。
つまりは、僕たちは感覚をアップデートする必要があるのか、という問いを突きつけられているような気がする。
順応すべきか、それとも必要なものは守るべきなのか。
なんだか壮大なスケールになってしまう。
一度に500字以上書く気力がない。
またつづきを書きたい。
つづく
