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新しいアイデアは結晶化した意味作用を破壊する

守的な人間に対して、

「古い考え方」「時代遅れ」

という言い方がされる。

 

 

 

しかし、僕は曖昧が嫌いである。

古い考えとはなんぞや。

時代遅れとはなんぞや。

そう言うのは容易いが、本質は深い。

 

 

 

つまりはこうだ、

古い考えとは、ある抽象的な概念が「結晶化」したということ。

それは「静的」であり、「動的」ではない。

 

 

 

新しい考え方、あるいは「新しいアイデア」とは、

その結晶化した意味作用を破壊し、新たに別の新しい概念を結晶化をすることではないだろうか。

 

 

 

ただ、アイデアは「静的」であり「固定的」である。

新しいアイデアも時間が経てばまた古くなる。

 

 

 

人間は時間とともに変わりゆく存在であり、動的。

つづく