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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

2022-04-24から1日間の記事一覧

読書日記325

シュライエルマッハー『独白』岩波文庫を読む。 シュライエルマッハーは19世紀ドイツの神学者であった。 三章「世界観」から読む。 本書を読むと「彼ら」という言葉が度々出てくる。 シュライエルマッハーの文章を読んでいくと、自ずと「倫理」「精神」の重…

読書日記324

エドウィン・W・ライシャワー『ザ・ジャパニーズ』角川文庫 (2019年) を読む。 駐日アメリカ合衆国大使をつとめた人物である。 本書は1979年に文藝春秋から刊行された単行本を文庫化したものである。 本日は歴史的背景の章を読み飛ばし、「社会」の章を読む…

読書日記323

竹内洋『社会学の名著30』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com ハーバーマス、ゲオルク・ジンメル、ボードリヤール等、書店に行けばちくま文庫の棚に並んでいる名著の紹介がつづく。 しかしながら、ただでさえ薄い新書に30冊ものボリュームである…

読書日記322

松岡正剛『編集力 千夜千冊エディション』のつづきと、 nainaiteiyan.hatenablog.com ポール・ド・マン『美学イデオロギー』平凡社ライブラリー (2013年) 、 柄谷行人『柄谷行人対話篇Ⅱ』講談社学芸文庫(2022年) を読む。 私はこの3冊に共通するあることを発…

読書日記321

竹内洋『社会学の名著30』ちくま新書 (2008年) を読む。 個人的な話では、朝からこういった類いの本は眠気を誘うと感じた。 意識を飛ばしながらも、ページは飛ばさずに読み進める。 フランスの社会学者デュルケーム『自殺論』が取りあげられていた。 吉田敬…