参考文献:G.H. ミード『精神・自我・社会』みすず書房2021年
僕は人間の自我をどう捉えるのかを考える時に、この本の考え方が非常に参考になります。
あらゆる脳の器官には、意識をコントロールする「特定の領域」は存在しないみたいです。
つまりは、「心理学」だけでは意識の解明などできるはずはない、と僕は考えます。
今の僕の考え方では、あらゆる学問の領域から「帰納的」に意識の構造を演算する以外に方法はないとみます。
芸術、歴史、古代史、化石学、水産、量子力学、統計物理学、、、、、、
全てを知り尽くすのは不可能です。
しかし、「編集」「統合」という作業を通して何かしら「ヒント」は掴めると思うのです。
世の中が「フラクタル構造」であるならば。
つづく