フラクタル構造シリーズのつづき
この記事は頭が疲れます。マニアな方のみお読み下さい。
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僕は過去に「象徴」について書いた。
象徴とは、意味が内包されるもの。
「国旗」
国旗は国のシンボル (=象徴)であり、そこには「文化」「歴史」など、あらゆる意味が含まれる。
心理学では「ペルソナ」という言葉が出てくる。
あらゆる顔を持つ個人、という意味合いだろうか。
職場、恋愛、実家など、人はあらゆる場面で「顔」が変わる。
ペルソナ≒顔の複数性
と表現できる。
また、僕は長らく、「曖昧性」について記事を書いてきた。
曖昧とは、「文脈」によって意味が変わることをも指す。
つまりは、「意味」の複数性。
ここで、ペルソナと曖昧性の共通点が得られる。
つまりは、
「複数性」「多重性」
である。
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本日、
「ヤバくない?」
という言葉が耳に入ってきた。
どう解釈すれば良いのか。なかなかわからない。
象徴はシンボルであるが、「イメージ」にも近いと僕は考える。
「日本のイメージは何?」
と聞くことは、「日本」という言葉に含まれる「意味」の「複数性」を前提として問われていると考えられる。
すなわち、
イメージ≒象徴
と思われる。
つまりは、
「ヤバくない?」≒象徴≒イメージ
と書くこともできるだろう。
この場合、「イメージで語るコミュニケーション」
と表現することができる。
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最後にまとめあげる。
ペルソナは顔の複数性、つまりは、「多重性」
「曖昧性」は意味の複数性、つまりは、「多重性」
ここで、「ペルソナ」と「曖昧性」の相関性がわかり、
両者はフラクタル構造だと言えることがわかった。
つづく