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意味・多重・フラクタル構造

フラクタル構造シリーズのつづき

 

nainaiteiyan.hatenablog.com

この記事は頭が疲れます。マニアな方のみお読み下さい。

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僕は過去に「象徴」について書いた。

象徴とは、意味が内包されるもの。

「国旗」

国旗は国のシンボル (=象徴)であり、そこには「文化」「歴史」など、あらゆる意味が含まれる。

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心理学では「ペルソナ」という言葉が出てくる。

あらゆる顔を持つ個人、という意味合いだろうか。

職場、恋愛、実家など、人はあらゆる場面で「顔」が変わる。

 

 

ペルソナ≒顔の複数性

と表現できる。

 

 

また、僕は長らく、「曖昧性」について記事を書いてきた。

 

nainaiteiyan.hatenablog.com

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曖昧とは、「文脈」によって意味が変わることをも指す。

つまりは、「意味」の複数性。

 

 

ここで、ペルソナと曖昧性の共通点が得られる。

つまりは、

「複数性」「多重性」

である。

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本日、

「ヤバくない?」

という言葉が耳に入ってきた。

どう解釈すれば良いのか。なかなかわからない。

 

 

象徴はシンボルであるが、「イメージ」にも近いと僕は考える。

「日本のイメージは何?」

と聞くことは、「日本」という言葉に含まれる「意味」の「複数性」を前提として問われていると考えられる。

 

すなわち、

イメージ≒象徴

と思われる。

 

 

つまりは、

「ヤバくない?」≒象徴≒イメージ

 

と書くこともできるだろう。

この場合、「イメージで語るコミュニケーション」

と表現することができる。

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最後にまとめあげる。

ペルソナは顔の複数性、つまりは、「多重性」

「曖昧性」は意味の複数性、つまりは、「多重性」

 

 

ここで、「ペルソナ」と「曖昧性」の相関性がわかり、

両者はフラクタル構造だと言えることがわかった。

 

 

つづく