以下、心理学の知見を加味した勉強法を考察したい。
この動画では、識者各々の勉強法について語られていたが、個人個人の話に留まっている。
誰がどんな方法を採用するべきかが語られていない。
そこで僕は考えてみた。
まずこちらをご覧いただきたい。
こちらは、医療のリハビリなどで用いられる、認知機能の向上を目指すパソコンのプログラムである。
脳には様々な機能がある。
ウェクスラー式の知能テストでは、IQが決まる要素が4つある。
「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリ」「処理速度」この4つの平均で決まる。
IQテストと聞くと、難しい図形の問題をイメージする方が多いと思われる。
ただ、そんなものを解くために必要とされるものは、人間の認知機能のごくわずかなものである、と僕は考える。
まずは、自分がどんなことに優れているのかを、自分なりに考えてみる必要がある。
記憶力が得意→ワーキングメモリが高い。
計算が速い→処理速度が速い。
といったように、どんな領域に優位性があるのかを、感覚的にでいいので確かめたい。
そのうえで、世の中に溢れる勉強法を選びとることが肝要である、僕はそう考えた。
こちらは過去にレビューした、独学に関する本である。