本日より、法政大学出版局「ウニベルシタス」シリーズの読解をブログにしていこうと思います。
その前に、僕と大学院入試の話を書きます。
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僕は認知行動療法を受けていた当初、現代哲学の「承認論」というものに興味を持っていて、当然ながら哲学科の院試を受けようと思っていました。
しかし、「ドイツ語」という難関が立ちはだかりました。
それは、ドイツ出身の哲学者がめちゃくちゃ多いことも関係しています。
例:マルクス、ニーチェ、ヘーゲル、カント、ライプニッツ、ハイデガー
また、「承認論」はヘーゲル『精神現象学』が基盤になっております。
現在、承認論の研究者の一人として、「フランクフルト学派第三世代」とも呼ばれる、アクセル・ホネット氏があげられます。
このかたもやはり「ドイツ」の方なので、ドイツ語の勉強は避けられませんでした。
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しかしながら、とりあえず大学院に合格したい、という気持ちが勝ってしまいました。
認知行動療法で「臨床心理学」の面白さを知ってしまったので、僕は心理学のほうへ向かってしまいました。
ところが失敗します。
でも、僕はやりたいことは何でもやってみるがモットーなので、後悔はありません。
また一周して「承認論」の研究に興味がわいてきました。
僕が哲学科の院試を受けるときは「心からドイツ語で勉強したい」と思えるときだと思います。
まずは日本語で「承認論」の読解、解読をしていきます。
つづく