久しぶりに長い文章を書きます。(2000字弱)
今日、歴史に関する記事をとりあえず2つ書きました。
何故こんな記事を書いたのか。
それは、今起きている社会現象を説明する際に、日本国民については、社会学、心理学、生物学、栄養学、言語学などでは説明しきれないからです。
また、僕は考えずにいられなかったからです。
コロナ禍において、本当は何が起きているのか。
仮説はいくつか用意できますが、根拠が足りない、というのが悔しいのです。
仮説
・日本はアメリカの犬であり、明治維新以前の歴史を忘れ、欧米の真似をし始めた頃から日本の堕落が始まった
僕は、今起きている現象はだいたい「お金」「アメリカ」で説明がつくと考えています。
何故か。それは、近年起きている殺傷事件は日本人の心に余裕がなくなったからだと思うのです。
→止まらない平均年収の減少
また、心の余裕をなくしている原因に、平等主義、フェミニズムが台頭しているからだと考えています。
もちろん、あらゆる要因のなかの一握りです。僕もまだまだ考察が足りません。
僕の考え方はもはや「ニヒリズム」に近いようなものであります。それはニーチェの思想を学んだ作家やお医者さんの意見に共感している自分がいるからです。
→里中李生氏、内海聡氏。
この方々の本はそれぞれ4冊以上読みました。中身は完璧に一貫しています。
僕の人生観はそんな人生の先輩に影響を受けています。
ちなみに、真の意味で尊敬する方は、松岡正剛さん、岡本太郎さんです。
岡本太郎さん→戦争を経験した芸術家
読んだ本
→岡本太郎『自分の中に毒を持て』
松岡正剛『編集力』等
この記事は、現状として僕の総括とも言えます。
ちなみにですが、「世の中はフラクタル構造」は、もとはと言うと内海聡さんの考え方と重なっています。
参考文献:内海聡『心の絶対法則』ユサブル 2020年
これは、受け売りではなく、内海さんの本を読む前から僕なりに思っていたことで、代弁して頂いた感じがあり、この考えが強化されました。現に、何回も記事にしています。
うつ病も、深く考えると抗うつ剤を作ったアメリカ、栄養学を軽視した日本医師会にも責任があると見ています。
僕は博士課程前期の研究計画書に、栄養とうつ病の相関性についてハッキリ示しました。(もちろん因果は不明)
話が長くなりました。
松岡正剛さんは、こう言っています。
(読書に関して)
"基本はあまりジャンルにこだわりすぎずに、好きにいろいろな本に遊んでみることです。" P110
『多読術』ちくまプリマー新書
僕はとても共感しています。
横断的に本を読む。そうすれば見えてくることが必ずある、僕は信じています。
学問の円環、統合についても記事にしました。
まだ僕が未開拓な分野があります。
林業、農業、歴史、水産、古代史etc
開拓しないと見えるものも見えないと思うのです。
もちろん、今は全てを読む気はありません。
興味が薄いからです。それでは本末転倒。
読書法に関することはいくらでも書いてきました。
ただ、そのうち興味が湧いてくると思います。
何故なら、学問は深い意味で繋がっているからです。
『世界の読解可能性』(法政大学出版局)という本がありました。
もちろん、世界を本ごときで解明するのは不可能です。
ただ、可能にする力は与えてくれると信じています。
松岡正剛さんも、もしかしたらそんな気概を持って本を読まれていたのかと思います。
うまくまとまっていませんね。
僕は、とりあえず知りたい、そのためには歴史というものを勉強せずには越えられない。
そんな気分です。
つづく