以下の続きです。
今回は植物の社会と人間の社会が相似しているお話です。
つまみ食い、という形で、いくつかネタを紹介します。
参考文献:稲垣栄洋『たたかう植物』ちくま新書
例えば、「生存競争」という言葉がビジネスの現場で語られています。
植物も「生存競争」をしています。
葉は光合成のために「効率の良い場所」に広げます。
光合成ができないと枯れるからです。
ラフレシアは「世界一大きな花の寄生植物」です。
まさに「ひも人間」なのです。
アレロパシー:化学物質を介して、他の植物の成長を抑制すること。
→つまりは「化学兵器」です。
・植物もリスク回避しています。
→シードバンク→種子の分散。
また、植物自身が強くなりすぎると自滅する現象が植物にもあるみたいです。
→自家中毒
これは、今人間が抱えている「環境問題」とそっくりではないですか!
まさにフラクタル構造!!
つづく