※この記事はセンシティブな内容を含みます。
また、個人の意見なので、拡大解釈、誤解のないようにお願い致します。
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この記事はブランコ・ミラノヴィッチ『資本主義だけ残った』みすず書房2021年を参考に書きます。
結論から書きます。
フェミニズムが加速し、平等へ向かうほど格差が拡大する、ということです。
まず、現実的な感覚として、有名な女優さんやテレビに出るモデルさん、女性のお医者さん、女性の社長さんが、一般的な会社員の年収400万円の男性、あるいは派遣社員さん、フリーターさんや生活保護の方たちと結婚することはあるでしょうか。
ほとんどないと思われます。あくまで現実的な感覚を前提としてます。
女性の方々には非常に申し訳ないのですが、過去にマッチングアプリを利用し、設定を医者として、マッチング確率を検証したことがあります。(もちろん法に触れないように)
すると、今までとは比べられないほどマッチングしたという結果が得られています。
この状況を踏まえ、以下の文を引用致します。
"だが今日では、金持ちで高学歴の男性ほど、金持ちで高学歴の女性と結婚する傾向がある。"P22
すると何が起きるのか。
共働きのケースと、そうでないケース、どちらも格差が拡大することが述べられています。
(細かい計算は割愛)
"釣り合った結婚という条件のもとでは、女性が労働力に加わると不平等が拡大する。また、以前の結婚が無作為のものであるか、釣り合ったものでなかった場合(金持ち男性が貧しい女性と結婚する)、不平等は今日いっそう拡大することになるだろう。"
もちろん、証明されていません。根拠もありません。
あくまで傾向のお話です。
しかしながら、僕は平等を求めるほど実はそうでなくなる可能性がある、というパラドックスを懸念しています。
以下、稚拙な内容で恐縮ですが、参考にしていただけると幸いです。