こちらの本と記事のつづき
本書によれば、EQはIQの要素を取り除いても、高ければ学業の成績が上がる、と書かれている。
つまりは、IQが高い人のなかにもEQが低い人が存在することを意味する。
しかしながら、IQとEQの相関性については書かれていない。
「google scholar」にて、幼児の非認知能力と認知能力の相関性を研究した論文をみると、認知能力と「忍耐力」に正の相関性が見られると書いてある。
参考文献:「幼児の認知能力と非認知特性の関連」
忍耐力の測定に関しては、担当の先生が数値化したとのこと。
忍耐力はほぼ「grid」に近いと考えても良いと僕は考える。
gridに関しては何回か記事にした。
僕が引っ掛かるのは、忍耐力というカテゴリーに「服従」「忠誠」のような、ある意味奴隷気質のようなネガティブな面があるということである。
普通に考えて、会社に忠誠を誓い、とにかくなんでもやる人が年収が高くなるというのは、会社側にしてみれば「意欲がある」と見なされるだろうから、プラスになるのは当たり前だろう。
なかなか掴めない。しかし面白い。
この辺りは深いと思われるので、また記事にしたい。
つづく