ざっくりとまとめます。
この本では情報の扱い方がテーマのように感じました。
まず、基本的な姿勢として、情報は批判精神を持って咀嚼し、知識として吸収するよう推奨しています。
では情報はどこから仕入れるべきか。
本書ではインターネットと本について述べています。
著者はインターネットの情報には深い思想的なものを感じられないことが多いと述べています。ブログが書籍されたものも同様なので、お勧めできないと述べています。
本については、良い本と悪い本があると述べています。これも同様で、新書でも深い思想的なものが感じられない書籍が少なくないそうです。論文のような深い考察のない本は避けるべきと述べています。
このようにして、著者は書物から「思想」を学ぶべきだと述べています。
「自己の確立」には思想が重要だからです。
その思想とは以下の通りです。
・自由主義
・保守主義
・観念論
・経験論
・唯物論
・神秘主義
以上の思想について学ぶ必要があると説いています。
そして、幅広く様々なジャンルを通して教養を深めていくこと(独学)で、人との対話ができるようになると述べています。
そして、対話を通して物事の本質が捉えられるのだと説いています。
かなりざっくりしていますが、要約するとこのような感じです。
ブログの情報なんか大したことないと言われてちょっと悔しいです。
否定はできないですが、僕にしか与えられない価値を求めて、もっと本を読んでいきたいと思いました。
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