著者(男性)が強調していたのは、「性欲の問題」ではないとのこと。
「男が性欲をコントロールできないだけ。」
この主張はずれています、というのが本書の主旨であった。
僕も、なんとなく、同意はしていた。
誰しも食欲、睡眠欲ある程度コントロールールしている。
しかもこの二つは生存にかかるので性欲より優先順位は高そうだ。
にもかかわらず直接生存にまでは影響しない性欲はコントロールできない人がいる、という考え方には短絡的なものを感じる。
著者いわく、発達の過程や承認欲求などにかかわりがあるらしい。
また、やけ酒のように、ストレスのはけ口としての性行為にはリスクが伴うという。
認知行動療法を受けている僕としては、対処行動(コーピング)をしっかり確立することでうまくストレスと付き合うことができると考える。
依存症の方たちは対象方法がわかっていないのだ。
やはり運動、筋トレというのはあらゆる分野のソリューションになりうると考える。
著者いわく、ストレスのはけ口として、お酒、ギャンブル、性行為に走る行為は負の連鎖に飛び込むようなことらしい。
これは当たっていると僕は考えるし、自分も気を付けたいと思う。