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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

哲学を学ぶ際の注意点について

はり何度も記事にしているように、言葉の定義はしっかりと確認すべきである。

哲学に関しては、独創性のある論文ばかりなので、しかも勝手に言葉を作ってしまうくらいなので、翻訳本はあまりあてにならないらしい。(『ハイデガーの思想』などの著者、木田元さんより)

 

例えば、ルネ・デカルトの言う「理性」と、僕たちが普段使う「理性」という言葉の意味は大きなズレがあるらしい。

また、西洋人と東洋人は根本的に考え方が違うらしい(木田元さんより)

 

最近、哲学の入門書が少しブームになっているような気がする。

しかし。

やはり入門書は入門書。

 

さわり程度で教養とは言えないと僕は考える。

教養とは何か?

 

広く浅く?それとも、狭く深く?

否。

広く、深くである。

 

僕は入門書について、やや警戒すべきだと考える。

意外と真実が書かれていないことも有りうると思うようになった。

それは学問と商業が繋がってしまっているためと思われる。

 

こういう本を僕はビジネス哲学書と呼びたい。