まとめると、
・精神疾患は社会によって作られたもの
・心理学には優生思想がある
・けいれん療法は拷問と同じ
・精神薬の治療効果については根拠がない
・本当の副作用は長期間経った後に来る
・不審死には精神薬が関与している場合が多い
といった内容でした。
うーーん。
精神科の現場で働いて、かつ精神疾患の当時者で、認知行動療法を受けている僕としては、なんともいえない気分です。
また、精神薬をきちんと飲んでいいない方が多いのも事実です。
そして自殺の数。
「精神薬が自殺に加担している」といった内容には疑問です。
僕が働いていた精神科には自殺した患者さんがいないからです。
僕は、単に一般人の方々が精神科に偏見があったり、薬について間違った考えを持っていたり、教育がしっかりなされていないからだと思います。
薬をおなかを満たすために飲んでいる方に会った事もあります。
この問題はかなり複雑です。
なんとかして、細分化してひとつひとつ、解決法を探っていきたい次第です。