はてなブログ大学文学部

読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

承認欲求の異常なパラドックス

むかしむかし

「ちやほやされたいですう~」

お兄さんAの後輩にそうおっしゃる女様がおられたそうな

まわりは男、男、男、そうです、ここはレストランなのでした。

 

「あいつかわいい!オレ、デート誘うwwwww」

「逝っちゃえ逝っちゃえwww吹かせてこいwww」

するとお兄さんBは後日この女様とビール工場の見学にいったそうな。

 

後日

「おい、どうやった?www」

「うーーーん。だめすね」

「はっ???なんでや」

「いいふんいきにはならなかったとです」

「あの女様め・・・」

 

ある休憩時間のこと

「ねーAおにーあれとってーーん」

「(くそ可愛い・・・)ほらよ」

「いやーん、ありがとハート」

「ず、ずきゅん・・・か。」

こうしてAおにいも逝っちゃうのです。

 

そしてまた女様はいうのです。

「ちやほやされた~い」

おにいA「おい、いいかげんにしりょよ(かみまくった)」

女様「なにが~」

おにいB「おれらを使って遊んでるな?」

女様「楽しかったね~ビール工場、まだビール残ってる?

おにいB「お、おうあるぜ。一緒に飲む??」

女様「じゃあ他の人も誘ってねん~」

 

しかしついにビールパーティは開催することなく存在が消えてしまいました。

「ちやほやされたい」は魔法のワードだったのです。

 

彼女はもともとちやほやされる必要などなかったのです。

何故か。

それは、ちやほやされることで、主導権を握ろうとしていたのです。

 

それから4年後

おにいAは転職し、おにいBは別のレストランへ移動

女様は係長に就任したのです。いずれは女王様に成り上がるでしょう。

その時はムチを持って僕のおしり叩いてね。