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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

矛盾という言葉は作られるべくして作られた

先程の例より。
20代はクソガキ、仕事の何がわかるんだ。
仕事では、子供じゃねんだから、、、と言われる。
矛盾?いや、大人という言葉に複数の意味があるということ。文脈によって意味が変わるということ。
言葉は人間がみんな共通の意味を理解してこそ成り立つもの。ではなぜ単語に複数の意味があるのか。意味が通じないではないか。会話の効率が悪くなるではないか。
答えは簡単。必要だからである。時には嘘をつかないといけないのだ。本音と建前といったところだ。
マドンナという言葉が例としてあげられる。
ある文脈では美人。ある文脈では可哀想な不細工、となる。
単語には複数の意味があるゆえんだ。
矛盾とは辻褄が合わないということ。
言語としての矛盾とは、複数ということ。
尊敬する池田晶子さんの考え方を借りると、つまりだ。
人は言語より先に概念がある。
矛盾という言葉を覚える前に既に概念として矛盾という意味を知っている。
つまり、矛盾とは人間が必要としているものなんだな、と。
そんなことを電車でだらだら考えていた。
というか、何が言いたかったんだっけ。
人生は草