読んだ本
つづきを読み進めた。
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日記
脳内で情報の交換をやりとりするスピードは秒速2メートルであり、IQが1上がるたびに0.5m/s 速くなるということが書かれていた。
それは計算上そうなっているということで、自分は実際に速くなるというよりも脳内の回路が増えていくことによって「近道」が開拓されていくのだと考えた。
本書には脳科学の知見もいくつか紹介されていて面白い内容であった。
脳の細胞は減っていくが、それは知能と関係がなく、「脳内の接続数」に依存するのでいくつになっても伸び代があるのだという。
本も同様に、様々な本を繋げていくことで新しい見方や考え方が生まれる。
そのあたりは松岡正剛の千夜千冊エディション(『編集力』など)や講談社現代新書『多読術』、あるいは安藤昭子『才能をひらく編集工学』に書いてある。
・・・
コンビニは社会のインフラといわれるが、カフェもインフラだと思うようになってきた。
開かれた議論の場としてのカフェは衰退しつつあるが、カフェに可能性を感じさせられた。
商談をしてもよし、ただコーヒーを飲むだけでもよし、勉強をしてもよし、ケーキを食べてもよし、イチャイチャしてもよし、寝てもよし。
コーヒーを一杯頼めばあらゆる文化的活動、人間的な活動を営むことができる。
ドトールなら250円でそれができてしまう。
改めてカフェの素晴らしさを感じさせられる一冊であった。
おそらく自分はカフェがなければここまで読書はできなかっただろう。
カフェに乾杯
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