はてなブログ大学文学部読書研究科

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読書日記693

読んだ本

森博嗣『読書の価値』NHK出版新書(2018)

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メモ

 

なし

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日記

 

ドトールを出て帰宅し、本棚を軽く整理しているときに発見した。

懐かしかったので少し時間をとって読むことにした。

 

 

序盤は森氏の少年時代の読書経験について語られていた。

 

 

遠視のために本が読みにくかったのだそうである。

遠視は遠いところが見えても近くが見えないのか、それでは大変だなと端的に思った。今では遠視用のメガネなどが豊富にあると思われるのでそこはテクノロジーに感謝したい。

 

・・・

 

森氏は本が持つ特殊性について書いている。

つまるところ、本というものは未知との遭遇である。

また、好奇心の大切さについても書いている。

結局、人からすすめてもらうよりも自分で選んで読むほうが後々読書が楽しくなるのである。

 

 

共感できる点はざっとこのような内容であり、最後にさらっと新鮮な点も書いていきたい。

森氏いわく、嫌な内容、つまらない内容でも最後まで読むことが大事なのだそうである。

それがのちのち役に立つというのである。

回収不可能な費用について、よく「サンクコスト(埋没費用)」といわれるが、森氏は理系の研究者であるにもかかわらずこれを逆手にとる。(本に関してではあるが)

 

 

大事なことは「なぜつまらないのか」という問いかけなのだそうである。

うむ。たしかに。

 

 

「なにが分からないのかが分からない」という状況を避けるために、つまらないこととも向き合うことは大事なのかもしれない、そのように感じた。