カール・ポパー『社会と政治 : 「開かれた社会」以後』ミネルヴァ書房(2014年)
を読む。
ポパーの哲学はやたらと難解なイメージがあったが、本書は読みやすい。
価値と事実の接合点について、プラグマティズムと関連付けて書かれている。
プラグマティズムについて、少しずつ理解が深まってきた実感はある。
ヴァレリーの本も読みやすい。
論文ではなく、語りかけてくるような文体で頭にすんなり入ってくる。
メタフィジカル・パンチはニーチェについて語るエセ知識人に対する不満が書かれていた。
朝だったため、眠くなり内容があまり入らなかった。
ひとまず、池田氏はヘーゲルの本を読み込んでいたことから、ヘーゲルにも少なからずは影響を受けていることを確認。
つづく