セルバンテス『ドン・キホーテ』のつづきをよむ。
今日も意識を飛ばしながらも、ページは飛ばさずにくらいつく。
読書は睡眠薬でもある。
朝は尚更眠くなる。
150項まで読み進める。
騎士道本が悪事に加担している為に焼却される場面や、騎士道を極めることで国王にもなれるといった野心が語られる。
今のところ、この物語は現代のドンキホーテと評される『私はゼブラ』ほど文学至上主義的傾向は見受けられないが、文学作品については度々言及されている。
本を焼却する場面は、セルバンテスが世に溢れる悪書を揶揄しているのだろうか。
つづく