こちらを読み終える。
細かい内容は専門的で込み入るので割愛。
本書は実践的な内容でありながら思想的な部分も持ち合わさせた、内容の深いものであった。
事実に基づいて、著者は地球温暖化にまつわる嘘や、政府、NHKが発信する「フェイクニュース」をあぶり出した。
否定する際には必ずファクトを提出し、統計やデータの選別に「バイアス」がかかっていることが示された。
結論では人類の「自己家畜化」についても言及された。
今日、ある程度の批判的思考を国民は持っているものの、高い次元においては無力となっている。(ようにみえる)
権威のある媒体だからといって必ずしも正しいとは限らない。
専門的な次元の話をどこまで素人は吟味できるか。
この領域はジャーナリズムの課題にもあるのではないだろうか。
批判精神の弱体化と自己家畜化を結びつける斬新な点を提示してくれた。
つづく
この記事 (自己家畜化について) と関係のある本