読書のあとは一駅分歩いて帰るのが日課である。
僕のセオリーでは、だいたい3kmほど歩くと考えがまとまってくる。
それは、雪だるまと似ている。
コロコロと雪の塊を転がしていくと、周囲の雪を巻き込みながら徐々に大きくなっていく。
散歩も同じで、歩いてくと脳内空間の情報を巻き込みながら少しづつ考えがまとまっていく。
少し前にこれと似たことを記事にした。
身体と精神は一体ということを、日常的な経験から自然は教えてくれる。
唯物論はもはや過去の産物だろう。
唯心論も然り。
また、物理的な現象を非物理的な現象に代入する「アナロジー」も、自然は教えてくれる。
つづく