多数決とは、ある意味「無言の圧力」である。
何故ならば、多数派の意見であればどんな意見であろうが採用されてしまうからである。
どういうことかというと、多数決に「参加」した時点で「契約」をしたということである。
ホッブズによれば、契約とは「権利を相互に譲渡すること」である。
多数決には、「多数派の意見に必ず従う」という同意のもとに成り立つ。
何も難しい話ではない。
多数決は日常的にあるお話である。
同調圧力も多数決に似たようなお話だ。
人にはいろんな権利があるというが、
生きづらい世の中を豊かに、楽しく生きるには、それがどんな権利なのかを見ていく必要がある。
つづく