はてなブログ大学文学部読書研究科

読書と哲学がメインです(毎日更新)

2022-01-25から1日間の記事一覧

本日の読書をふりかえる

アマルティア・センの『不平等の再検討』は、なんとか読み通すことができそうな本であると感じる。 この、読めなさそうで実は読めるのではないか、というギリギリの本が一番知的興奮を高めると感じている。 哲学書は残念ながら、意味不明な本が数多にあり、…

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これから記事のなかにスポンサーリンクが貼られることになります。 私は障害厚生年金とメルカリのわずかな収益とともに暮らしている身です。 さすがに限界が来ました。 今日に至るまで、 最小限の生活費で最大限の幸福を目指すべく、2年以上思考を働かせてき…

読書日記62

はらだみずき『海が見える家』小学館文庫(2017年)を読む。 1万円選書の岩田氏がお勧めしていたので購入。 nainaiteiyan.hatenablog.com スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

予算集合とケイパビリティ 『不平等の再検討』を読む 其の四

こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com 成果と所得には相関がある。 しかし比例関係にはない。 それは個人の性格、性質、体質など、無数の変数が存在しているからである。 センは成果と所得の接着剤的概念として、予算集合とケイパビリ…

読書日記61

こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com ヘーゲル⇒マルクス⇒ニーチェの順番で進む。 この3人は哲学史のなかでも大きなウエイトを占めると思われる。 わずか1000文字弱の記事にはまとめらるものではないものの、とりあえずざっくりまとめ…

読書日記60

こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com 今日はベンサムとミルの功利主義について読んだ。 最大幸福。 よくみると、その幸福とは「快楽」であった。 つまり、単なる快楽主義者なのだろう。 快楽の極にあるのは「苦痛」。 かくして快楽ー…

柳美里『人生にはやらなくていいことがある』ベスト新書(2016年)読了

こちらの本でお勧めされていたので購入。 nainaiteiyan.hatenablog.com 僕はいつも、読み終えたときにタイトルの意味を考える。 今回はどうだろうか。 この方は過去に高校の退学や自殺未遂を経験している。 それでも「後悔はない」と言う。 それはどういうこ…

所得を自由に変換する能力及び自由度の検討 『不平等の再検討』を読む 其の三

こちらを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com センは経済学者の論理的欠陥を指摘する。 実践的な観点から分析をする際に、経済学者はどうしても単純化かつ容易にしてしまう傾向があるのだと言う。 所得と自由は単純な直線関係にあるのではない。 得ら…

何が不幸を生産するのかを検討

僕が「幸福」と「人生」を考える際に未だに忘れられない言葉は、 『夜と霧』の著者、フランクルの言葉である。 「人生はどんな状況にも意味がある。」 この言葉が綺麗事に聞こえる場合、それは何を暗に意味するのか。 アウシュビッツでを最後まで生き延びた…

幸福の平等は何と結び付くのか

富の平等、機会の平等と、平等にはあらゆる変数がある。 しかし、それらの上位にあるのは幸福の平等にもみえる。 富が富自体に何か意味はあるのだろうか。 機会が機会自体に何か意味があるのだろうか。 つまりは、最終目的としての幸福というものを想定して…