富の平等、機会の平等と、平等にはあらゆる変数がある。
しかし、それらの上位にあるのは幸福の平等にもみえる。
富が富自体に何か意味はあるのだろうか。
機会が機会自体に何か意味があるのだろうか。
つまりは、最終目的としての幸福というものを想定しても良いのではないだろうか。
権利の平等、自由の平等。
これらは人間の根源的欲求であるようにもみえる。
であるならば、やはり上位にあるものは、人間の根源的な欲求に基づくものであると思われる。
理想論として、それが幸福の平等ではないだろうか。
幸福の平等が不可能が故に、今日では代替可能な別の平等を提示しているようにみえる。
今日はこのあたりを少し詰めていきたい。
つづく
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