スーザン・ソンタグ『こころは体につられて: 下』河出書房新社 (2014年) 、
『ブランショ生誕100周年 : 次の百年の文学のために 現代詩手帳特集版ブランショ2008』思潮社 (2008年) 、
里中李生『私は昨日まで日本を愛していた』イースト・プレス (2021年) 、
ディケンズは分からないが、それ以外の3冊はそれぞれベクトルは違えど、共通点として「芸術」がある。
ソンタグは多くの芸術に関する批評書を出しているが、今日は日記を読んだ。
ソンタグは多感で恋愛体質であるように感じる。
恋愛に関する日記が多い。
そして、芸術が好きな人間は恋愛にも積極的であるような印象を持ってしまった。
里中氏は好き嫌いの分かれる作家である。
私は一時期嫌いになったことはあるが、勉強を重ね、今では本の内容を参考にすることが多い。
オスカー・ワイルドや仏文学者の澁澤龍彦に影響を受けているあたり、やはり芸術的な気質がある。文筆家か写真家になるか迷ったそうである。今日、写真で食べていける人がどれだけいるのだろうか。少し気になるところである。
プラトンやカント、ダーウィンの進化論等、多岐にわたる勉強をしており、病弱体質ながらも逸脱した精神力で生き抜く姿勢には学ぶことが多い。
小説の本質は感情移入にある。
ナフィースィーの言葉は忘れない。
夜、眠くなってきたときにもディケンズの小説は頭に入ってくる。
語り手が主人公の時、没入度が高くなるような気がした。
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ブランショの本を読んでみてディディ・ユベルマンに興味を持った。
帰り道に丸善で購入。
元気があれば明日読んでいきたい。
また、最近はそろそろブログの更新頻度を抑え、いよいよ小説を書いてみようと思い始めた。
問題はシナリオである。
これは難しい。
シュルレアリスム的に、とりあえず思ったことを書いてみるのも良いかもしれない。
つづく