あのお金持ちを皆さんをご存じですか。
秒速で億を稼ぐ男の登場です。
秒速で資産を築き、秒速で破産し、秒速でまた復活したみたいです。
ホリエモンは「あんなやつと一緒にすんな」と一蹴しましたが、
里中李生さんは彼を「あいつは本物だ」と認めました。
まあ僕はそんなことどうでもいいのですが、とりあえずお金の真理を知りたかったので読んでみました。教えてください与沢先生!
「年収1000万より貯蓄1000万の勝ち」
僕が一週間前ほどに書いた持論は当たっていました。
僕はお金に少しだけ詳しくなれた、そう思いました。
内容としては、お金の本質を突いていると思いますが、
説教くさい感じがします。
「○○は絶対やめろ」
でも、その○○をやったから今の彼があるという事実。
○○が100パーセント「無駄」だったなんて保証はどこにもない。
「人脈作りはホントに無駄だった」
結果論の欠点とは、結果には原因が必ずあるという幻想。
原因はあるが、その原因そのものを「見る」ことはできないということ。
何のおかげでその結果が起きたのか、ましてや無限に選択肢のある確率も計算できないほど不確実性で満ち満ちた人生においてその「何」を特定することは不可能なのは誰でもわかっている。それでも人は人生の「成功するためのマニュアル」があると思い込んでいる。ああ、なんという不条理。
成功について書かれた本において、著者が「他人の人生をなぞることは不可能」と断言している矛盾・・・!
そう、本書は成功本ではないのです。
成功本と「思い込んでいた」のです。
この本はただのお金の本です。
ただのビジネス本です。
価格はいくらでしたっけ。1300円くらいでしたっけ。
ひとつだけ確実に言えることがあります。
凄いですよね。この世の中には確実なこともまた存在するのです。
この本を買うことによって貴方は1300円を失うのです。
それがお金の真理です。
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