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ジェームズ・ラヴロック『ノヴァセン』読了

々に夢中になったサイエンス系の本である。

新しい発見の連続であった。

以下、記憶するためにまとめばがら感想を書いていく。

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・生命体の活動が地球の冷却に寄与していた

もし生命が存在していなかったとしたら、今頃はもっと地球は暑かったと書いてあった。

「全てのシステムは冷却を目指す。」

海面温度が47度に達すると不可逆的に、地球は金星のようになるとのこと。

 

 

地球規模で、有機物と無機物が相互に、どのように作用しながら、どのように地球環境が変化していくのか、とても知的興奮に溢れる本であった。

 

・AIと人間の未来

つまりは、AIが「冷却を目指すべき」ことを認識できた場合、人間と平和的に共存がでいるみたいである。

それは、現在分かっていることで、太陽が地球を過熱しつづけるプロセスは止まらず、太陽は寿命を迎えいずれは膨張して地球が無くなる事実があるためである。

知能を備えたAIが生まれた場合、AI自身も身を守るため、地球を冷却することを考えなければ破滅を意味する。

 

 

・なぜ地球外生命体は見つからないのか

ある見方では、地球が長い時間かけて生命を作り出したように、人類も非有機生命体(AI ≒ サイボーグ)を作り出す過程にあるのだという。

例えば、いきなり非有機物生命体が自然発生的に生まれるのは無く、有機体が無機物を作り出すため、有機体が先に発生しなければならない。

 

 

つまりは、138億年の歴史のなかに、地球よりももっと有利な条件で有機生命体が生まれ、活動できる条件があるかどうか、というお話になっていく。

 

 

という、とても知的好奇心がそそられる本であった。

1500円+税とのことで、安いのでもっと詳しく見ていきたい方におすすめの本であった。

つづく