はてなブログ大学文学部

読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

時間を短縮する技術はもういらない

僕はそう思います。

本当に忙しくて忙しくて、たまらない人は社長さんくらいかなと思ってしまいます。

まず、時間を短縮した結果何が起こるのかというと、暇が生まれることで間違いないです。
電車のなかはスマホをいじる人が大半。
何をやってるかというと、暇潰しです。

東京駅から熱海まで20分で行けるようになったとします。どうなるでしょう。
もっと暇になると思います。

スマホゲームのバブル、SNSの隆盛。
ようするに、暇人がたくさん生まれるのだと思います。それが現代社会なのだと思います。

メッセージを送るには手紙が必要でした。
どんな文章にしよう、どんな構成にしよう。
かつての人々は想像力を鍛えました。
百人一首なんかはその典型だと思います。

今はどうなんですか。
何も考えない。スタンプ選んでポチっ。
僕は、あまり良い文明社会だとは思いません。

中野信子さんが、孤立化がどんどん進むと行っています。真面目にこんなこと言う人が出てきたのが異常だと僕は思います。

手紙。触れあい。みんな死語になるでしょう。
僕は悲しいです。