はてなブログ大学文学部

読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

2022-01-21から1日間の記事一覧

不安という病

目に見える世界は、おそらく目に見えない世界と比べるとわずかなものである。 ケインズは「100年後には4時間の労働時間で事足りる」と予言した。 実際生産力は世界中で向上し、もはや人は4時間の労働でも生きていけると思われるくらいに文明は発達した。 大…

読書日記50

こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com 後半はポピュリズムについてアメリカと日本の比較が行われた。 結論としては、アメリカは「どんな政策なのか」よりも、「誰が打ち出した政策なのか」に揺さぶられることが言及されていた。 それに…

読書日記49

中野信子/荒川和久『「一人で生きる」が当たり前になる社会』ディスカヴァー携書(2020年)を読む。 特段新しい発見はないものの、ある一つの哲学的問いを見出す。 まず、哲学者マルクス・ガブリエルが、「結婚も消費の一つである」と発言した話が挙げられた。…

読書日記48

大竹文雄『競争社会の歩き方』中公新書(2017年)を読む。 この本を読むことはある意味苦痛でもある。 著者は今流行りの「行動経済学」の学者である。 冒頭からいきなり転売行為を論理的に擁護する。 可能な限り私的な感情を排除すると、著者の論理は妥当に見…

読書日記47

こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com この本の特徴はマクロの視点から政治を分析していることにある。 提示されるデータは定量的なもので、かつ統計的手法によるデータである。 反対に、この前に読んだ山口氏の本はミクロ的な視点であ…

石川美子『ロラン・バルト』中公新書(2015年)読了

こちらの続きである。 nainaiteiyan.hatenablog.com ロラン・バルトに関する本は、今日でも複数の著書が書店に置かれている。 『モードの体系』『恋愛のディスクール』等 しかし、やみくもに手を出しても到底理解できるものではないと僕は感じてきた。 そん…