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読書日記296

野千鶴子『思想をかたちにする:上野千鶴子対談集』青土社(2015年)を読む。

個人的に青土社は面白い本をよく出しているように思う。

本のデザインや肌触りも良い。

きっと優秀な人たちが沢山いるのだろうなと思わせる。

 

 

第2章を読む。

団塊世代にまつわる対談であった。

上野氏の『おひとり様の老後』に対して東浩紀氏が批判し、そのことについて語る。

内容は割愛。

僕は改めて、生活水準が昔と比べ著しく上がっていることを実感する。

 

 

 

蛙が温度の上昇に気づけず茹で上がってしまうように、私たちも生活の質が日々上昇しているのを実感できないのだと感じた。

当たり前となると、それが日常に成り下がる。

衣・食・住は確実に改善されている。

僕はそれに関しては間違いなく人類の「進歩」と言えると考える。

 

 

たった1日だけでも働けば綺麗な服が買え、美味しいものが食べられるだけの賃金は貰える。

だからこそ僕は思う。

「格差は何によって正当化されるか」

「格差の何が問題なのか」

 

 

親ガチャと言っている暇があれば図書館にいって哲学書を読んでもらいたい。

そんな気分だ。

「厚生主義」

という考え方は今でも支持できる。

貧しい生活は貧しい心から生まれる。

 

 

つづく

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上野氏の本

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