こちらの本を読んでいる最中です。
この本はわりと衝撃的で、がっかりすることばかり書かれているのですが勉強になります。
例えば近年までは、欧米の人はネアンデルタール人を「愚かな生き物」として扱っていたとのことですが、
最新の研究で、今生きているほぼ全土のホモ・サピエンスのDNAには、ネアンデルタール人のDNAが含まれていることが立証されるやいなや、
「ネアンデルタール人は優れた生き物」と称賛をする方向に傾いたとのことです。
どこまでも欧米の科学者は自分達が優れていると思っていたいのだなと、がっかりするわけですが、『human kind』にも、確かにネアンデルタール人の脳の容量は今の人々より多く、多いがゆえに滅びたと書かれています。
僕は科学の立証の仕方に偏りを感じました。
つまりは、明かしたくないことは研究されにくいということです。
ということで、やはりいろいろな本を読むことは大事だなと思う今日の朝でした。
つづく