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哲学者とレイシズム

参考文献:アンジェラサイニー『科学の人種主義と戦う』作品社2020年

 

 

わりと衝撃を受けてしまいました。

どうやら、イマヌエル・カントレイシストだったということみたいです。

 

 

僕は何故このことを見抜けなかったのか、と少し残念な気持ちです。

カントはアフリカの人をもはや人とは思っていなかったようです。

第二次世界大戦は、有色人種が白人よりも優れているんだ、と証明するための戦いだった、という解釈をしていた本を読んだことがあったのですが、やはり歴史的にレイシズムは根深いですね。

 

 

まさか哲学もレイシズムの領域にいたとは。

哲学を発信してきただけにショックです。

このことが事実なのかどうかをしっかり見極めていきたいと思います。

つづく