僕はパニック障害が生まれる条件というものを解明したい。
精神医学のやっていることは生理学的観点、脳科学的観点の研究に限定されている節がある。
それは自然の秩序、システムを「説明」するに留まると思われる。
その後、「○○が原因ではないだろうか」と解釈を作り出し、研究結果と紐付けしようとする。
しかし。
パニック障害というものは昔からあったという事実がある。
いったい、解明できるまで何十年かかるのだろうか。
これが生物学モデルの限界である。
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ストリートファイターというゲームがある。
必殺技を繰り出し、防御をし、攻撃をかわしながら相手を倒すゲームである。
僕はこの「必殺技を出す条件 = コマンド入力」をパニック障害に置き換えてみた。
たとえば、「波動拳」は「⬇️↘️➡️+パンチ」で繰り出される。
鍵は、流れるように押すこと、そして➡️とパンチを「同時に」押して発動されることだ。
パニック障害も、何か順序的な条件がありつつも、同時的に何かの「出来事」「感情」「認知」が発生することで起きるのではないのか、というのが僕の見立てである。
この考え方は馬鹿げているようにも見えるが、僕は今後考えていくうえで大事な概念、枠組みになり得ると考えている。
つづく