まだ明晰夢は見れていない。
しかし記憶はしっかりと取り続けている。
今日の夢も相変わらず、複数の場面が記録・確認された。
なかでも、イデア論について語る夢は明確に記憶している。
「イデア論に改善の余地はあるか」という議題であった。
よくある例えによれば、人は映し出された「影」を見ているだけで、影の「元」となっている実体は掴めていないという概念のことである。
この考え方は、現代では効力を失ったと思われる。
「善のイデア」というものを想定すると、すぐに気づくはずである。
というのも、「一元論」にすぎず、「善」というものの多様性を否定するからである。
以前にもこのことには触れたので、哲学に興味のあるマニアな方は是非ご覧いただきたい。
つづく