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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

2022-04-26から1日間の記事一覧

読書日記336

田中ひかる『アナキズムを読む:<自由>を生きるためのブックガイド』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com アナキズムに関する本が膨大にあるということを知る。 本というものは、往々にしてタイトルを見ても実際に読まなければ内容が分からない。 …

読書日記335

酒井健『バタイユ入門』のつづきと、 仲正昌樹『ポストモダン・ニヒリズム』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com バタイユはアカデミックの世界において「最も完成された代表者」とまで言われた。 本書は入門書とはい…

読書日記334

佐藤優/香山リカ『不条理を生きるチカラ』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com 二人はそれぞれの生い立ちを語る。 印象的であったのは、香山氏は自らの環境を恵まれていたと自覚していて、自分の力ではなく偶然の出来事と話していることであった。…

読書日記333

ジュディスバトラー『分かれ道:ユダヤ性とシオニズム批判』青土社 (2019年) と、 柄谷行人『柄谷行人対談篇Ⅱ』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com そもそも、何故このようにして自分は本を読んでいるのか、今一度考えてみた。 池田晶子氏と岡本…

読書日記332

米山伸郎『知立国家 イスラエル』文春新書 (2017年) を50ページほど読む。 本書には経済成長するイスラエルに関する情報が詰まっている。 20世紀は圧倒的に日本が優位にあったが、近年はそうではないという。 アメリカはそんなイスラエルに注目し、ウォーレ…

読書日記331

菅原潤『京都学派』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com 京都学派を生んだ哲学者、西田幾多郎の生い立ちから読んでいった。 当時の日本においてもドイツへ留学し、その後日本で教鞭を取る者がいたが、西田幾多郎は語学が不得意であり留学はしてい…