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退屈の条件の覚書

何故退屈になるのか

 

 

・予測可能になっていく為

⇒同じような体験を積み重ねていく過程において、その精度が「確実に」上がっていくことを実感した瞬間に著しく退屈を覚える。

 

 

時間を一瞬一瞬の連続体として考えるならば、ほぼこの法則にあてはまるようにみえる。

変化のなさ、新しさのなさに退屈を覚える。

 

 

変化がない、新しさがないのは知覚に訴えるものが常に予測可能で安定しているから。

 

 

何故人は未知の体験があるとわかっていながら、それを実行することなく「だるい」と言って放棄するのか。

それが知覚に訴える力、影響が「少ない」と思っているからなのだろうか。

退屈の根本原因、そのすべては「予測可能な範囲の知覚」なのか。