これは事実に基づく記事であり決して妄想の類いではございません。
過去に大量の自己啓発本を読み、その胡散臭さに辟易した後に違うジャンルの本を貪り続け1000冊以上の本を日本の読書家にお届けした実績をもつ当事者としての目線から書いたものです。
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結局のところ、自己啓発本自体には何の価値もないということは自明です。
売ってなんぼの世界が自己啓発本には根強いです。
その証拠としてサ○マーク出版の社長の本です。
読みました。
自己啓発本の出版社はほぼブラック企業であることは間違いないと思われます。
もし違うにせよ、体育会系の「根性や!!!」の世界であることは間違いないです。
さて、何故価値がないと言いきってしまうのか。
これはお酒のようなものです。
気分は良くなるものの、持続性に難あり、です。
偉い人の話を聞くとなんだか啓発された気になりませんか。
僕は大学の卒業式でそのような体験がありますが、全く記憶にないのです。
失笑ものではないですか。
読書大全のような本を立ち読みすればお分かりかと思います。
「○ぬこと以外かすり傷」といった本が紹介された例が無いです。
そもそも、推薦する理由なんてないのです。
ビジネス本だけに、ただ「ビジネス」として存在する本なのです。
1年後には100円です。
ただ、値崩れするのは持っている人が多いからであると思われます。つまり希少性がない。
しかし、手離す人が多いという事実もまたその裏返しです。
これは何を意味するのか。
ようするに、「使い捨て」です。
有能な人材を使い捨てするなんてあり得ません。
有能な本もしかり。
さて、自己啓発本が平均年収を上げたのか。否。下がっています。
搾取以外のなんでありますか。
売れば売るほど著者と出版社にお金が入るだけです。
僕はすぐに役に立たないものが本来価値のあるものと考えています。
すぐに役立つかどうかも言えないこの類いの本に何の価値があるのでしょうか。
と、このようにくどくど言ったところで悪口になるのでここまでにします。
最後にこれだけは言わせてください。
「目利き」
これは直観力です。
直観力は即人間力です。
自己啓発本に詰め込まれている取るに足らない情報量で目利きを鍛えることは不可能です。
つづく