パラレリズム[ 英: parallelism] とは、平行関係、平行体といった意味をもつ。
数学的には、直線が決して交じることのない関係を示す。
広告ではキャッチコピーがとにかく大事である。
以前、noteのほうに書評を書いた。
人は平凡なタイトルに気が引かれない。
それはつまり「平行」であって、両者が交差しないということではないだろうか。
線と線が交わるというのは比喩で、つまりは、
この文脈において、交差とは、キャッチコピーと人が接点をもつということである。
接点がない ≒ 平行
とみなせる。
もちろん、関数上では接点をもたない関係は他にもあるので「=」とはしない。
「平行」という言葉には、様々な意味があるように思われる。
「議論が平行線で終わりが見えない」
という表現もなされる。
ところが面白いことに、平行という概念には、
新宿駅のように、様々な概念が「集まって」いるようみえる。
平行という意味には「相容れない」や「交わらない」という意味があるのに、概念には様々な別の概念が「交わる」という現象が見受けられる。
つづく