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社会言語学と比較文学、進化論の相似性

言語の違いは認識の違いを生む。
「brother」には序列の概念がない。
兄、弟。
単語に「brother」の概念が入りつつ序列の概念を併せ持つ。


そして文化的な相違が発生する。
ミクロからマクロへの転移。



社会言語学はそういった文化的な違いと言語上の違いを検討する面白そうな学問である。



比較文学という研究分野もある。
ある国の文学を別の文学と比較させ、相対的に検討するみたいだ。こちらも面白い。



僕の疑問はこうだ。
つまりは、文化と言語にも進化論的な要素があるのでは、と。



たまたま「DNA複製のエラー」によって変異種が生まれることと、たまたま言語も変異のような仕方で「間違って」使われ、そのまま生き残り、文化的に定着することがあるのではないか。



やはりフラクタルなのだろうか。
つづく