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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

「やる気」と「集中力」の構造。先行するのはどちらでもない。

日の記事に補足。

 

nainaiteiyan.hatenablog.com

 今日は「やる気」と併せて背説明したい。

集中力がないからやる気がないのか。

やる気がないから集中力がないのか。

 

結論から書くと、見逃している要因が考えられるので、どちらも否である。

 

さて、やる気と集中力の源泉はなんだろうか。

幼児は好奇心の塊であった。

にもかかわらず、「お勉強(試験のためだけの勉強)」が始まる小学生になると、とたんに好奇心を失い、やる気も集中力も失せてしまう。

 

当たり前である。「ほぼ強制」されているからである。

世の中の仕事も、雇われているかぎり「ほぼ強制」だと思われる。

それが「仕事はつらい」「世の中は厳しい」の説明に成りうると考えられる。

 

「年を取ると世を知り、同じような行動が増えるから、好奇心がなくなる」

とは言うものの、そには待ったをしたい。

 

記憶と似たようなものである。

長期記憶を引き出すにはプロセスが必要である。

好奇心も同じようなものではないだろうか。

つまり、引き出しから引っ張ってこないと、好奇心は前面に現れない。

みんなスマホに夢中になれるのは「好奇心」が先行するからではないだろうか。(依存など、細かいことは長くなるので割愛)

 

まず好奇心が「やる気」「集中力」に先行することは確認できたと思う。