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辞書で単語の意味を調べる。そこに出てきた単語を調べる。ループ。永遠と止まらない!何故だ!論理的に説明いたします。『文学とは何か』岩波文庫を読んで。

以前に記事に、ソシュールさんが「言語の意味は言葉の差異から生まれる」と述べたと書きました。今日はさらに奥に進みます。

 

辞書で調べても、結局また単語が出てきますよね。

 

優しい・・・・上品で美しい

上品・・・・・気品が高いこと

気品・・・・・気高い品位

品位・・・・・心の高さ

心・・・・・・精神的な働きのもとになるとされているもの

精神・・・・・人間の心

 

ループ確定ですね。

何故でしょう。説明します。

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[ bat ] ・・・バット。野球選手が打つときに使うもの。

 

記号表現 (つまりbat ) をシニフィアンといいます。

そこからイメージされるもの、

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これを記号内容、シニフィエといいます。

 

実はbatと↑ ↑ ↑のバットは、厳密には繋がっておりません。

シニフィアン1,シニフィアン2、シニフィアン3・・・・・・・・・・・・

シニフィアンの集合があって初めて↑ ↑ ↑のバットの意味が生まれると書いてあります。

 

それが「言語の意味は言葉の差異によって生まれる」の意味です。

 

さて本題です。

何故単語を調べるとループするのか。

 

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文法的に正しい文は意味が定まります。

それについてこう書いてあります。

"シニフィアンが読み手を次のシニフィアンへと導く。その繰り返しで1個の文の場合プロセスに終わりがある。"

 

その繰り返しについて、「リレー」または「トレース(追跡)」と表現しました。

 

トレース可能な文を「自己完結的な意味」といいます。

 

記号の反復、つまりトレースによって意味が生まれると書いてあります。

 

つまり、辞書の単語はトレース不可能であるため、永遠と完結せず、堂々巡りになってしまうのでした。

 

僕は文学についてこう思います。

"「」を解剖する問"

 

捕捉:感情についても同じことが言えると踏んでいます。

「怒り」「悲しみ」など。これらも差異によって決まるのでは。

僕の関心は心理学へ向かいます。

『感情心理のハンドブック』を読んでいます。


 

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