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海老原武『サルトル 実存主義とは何か 希望と自由の哲学』NHK出版 (2020) 読了

引用元:版元ドットコム

つづきを読み終えた。

 

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感想

 

人間とはなにか、という問いを最後まで考えたのがサルトルの精神だということは理解できた。

しかしながら、複雑で難解なサルトルの思想を100分で要約しようとすることで逆に、サルトルの試みの失敗が際立ってしまうように感じた。

もちろん、サルトルから学びとることができればそれはサルトルの精神的がまだ生きていることを意味するのは承知である。

 

 

しかし今日、民主主義はビッグデータによって危機にあるようにみえる。

少なくともAmazonTwitter、そしてYoutubeではなんらかのアルゴリズムが働いていることは明らかであり、見たいものだけ見る仕組みが出来上がっている。

そのため情報が偏り、インターネットは政治に対する影響力を持ちつつある。

 

 

このような内容を扱った本はいくらか読んできた。

例えば哲学者マルクス・ガブリエル氏はインターネットの規制を訴えているが、まだまだ議論の余地はありそうである。

 

 

人間とはなにか、という問いだけを突き詰めた先にはなにがあるのだろうか。

今の私には抽象過ぎる問いのようにも思える。

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