以下の記事の続編が、今月の新書で出ている。(朝日新書)
いろいろな方の意見を読めて、人の話を聞くことの大切さを改めて実感。
自粛により、人と話す機会が激減。
ネット上のやりとりは、非言語コミュニケーションができない。
そこで、VRの話が出てくる。
技術によって完璧なまでに再現された人間との対話には意味があるのだろうか。
現実と仮想。
ロボットに心がないと「思い込んでいる」だけなのだろうか。
雑草はコンピュータではないのだから「心がある」のだろうか。
無機物にも心があるのだろうか。
もうひとつ。
大人は、一般的な歴史については勉強したのだから覚えている。
ただ、忘却曲線を思い出してみる。
政治と絡む「ささいな歴史」を軽視していないだろうか。
記憶を引き出す作業(想起)が伴わなければほとんどの記憶はあっさり飛んでしまう。
歴史は繰り返される。
裏を返せば、繰り返される数だけ、忘れられた歴史が存在するということである。